高野山奥之院、御廟近くの仙陵は宮内庁の管理ですが、高野山にはその他にもいくつか宮内庁管理のところがあります。『白河天皇皇子 覚法親王墓』もその一つ。山の中にポツンとあるのですがきれいに管理されているようです。
南院(浪切不動)の道路の向かい側、金輪公園の横から山に入り壇上伽藍への近道があります。そのの近道の途中で少し道を外れたところにその『白河天皇皇子 覚法親王墓』があります。下の写真は金輪公園から壇上伽藍への近道の様子です。
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浅野歯車工作所の墓所です。
火輪と風輪が嚙み合わさっている嚙み合せ五輪塔というのは一見してわかります。しかもかなり深く噛み合わさっている。
新作の嚙み合せ五輪塔は時々見かけるのですが、この浅野歯車の五輪塔はその火輪の部分がすてき。
ふつう火輪の部分は横からみれば三角形でも底面は四角、つまり四角錐だと思いますが、この五輪塔は何と底面も三角、つまり三角錐なんですね。そして四面ともその三角形が正三角形、つまり正四面体のような感じもします。私はこういうの初めて見たような気がします。
追記:三角錐のものは三角五輪塔というやつで、それは昔からある。とのご指摘がありました。親鸞さんの五輪塔(→[その上から2番目の写真参照])もこのタイプとか。但し正面の向きが異なっていますね。
五輪塔について(→)